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肩が上がらない…これって五十肩?腱板損傷との見分け方
2025.10.27
「最近、肩が上がらなくなってきた…」 「これって五十肩?それとも別の病気?」 「病院に行くべき?整体で治る?」
肩が上がらないという症状、実は五十肩だけが原因ではありません。
同じように「肩が上がらない」でも、原因が違えば治療法も変わります。 間違った対処をすると、症状が悪化することも…
今回は、整形外科での勤務経験10年、肩治療専門の整体院院長が、「肩が上がらない」原因の見分け方と、適切な対処法を詳しく解説します。
「肩が上がらない」主な原因は3つ
肩が上がらない原因として、代表的なものは以下の3つです。
1. 五十肩(肩関節周囲炎)
特徴:
- 40〜60代に多い
- 明確なきっかけがない(いつの間にか痛くなった)
- 夜間痛が強い
- じっとしていても痛い
2. 腱板損傷(けんばんそんしょう)
特徴:
- 年齢問わず(特に50代以降で多い)
- 転倒や重い物を持った後など、きっかけがあることも
- 腕を上げる途中で引っかかる感じ
- 力が入りにくい
3. 石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)
特徴:
- 突然の激痛
- 夜中に突然痛みで目が覚める
- 動かせないほどの痛み
それぞれの違いを、詳しく見ていきましょう。
五十肩の特徴と見分け方
五十肩とは?
肩関節を包む関節包や周囲の組織に炎症が起き、痛みと可動域制限が生じる疾患です。
✅ 五十肩のチェックポイント
発症のきっかけ
- ❌ 明確なきっかけがない
- 「気づいたら痛くなっていた」
- 「いつから痛いか覚えていない」
痛みの特徴
- ✅ 夜間痛が強い(寝ていても痛い)
- ✅ 安静時でも痛む(じっとしていても痛い)
- ✅ 痛みで目が覚める
- ✅ 痛い方を下にして寝られない
動きの特徴
- ✅ 腕を上げる動作全体が痛い
- ✅ 腕を後ろに回せない(エプロンの紐が結べない)
- ✅ 髪を洗う・結ぶのが辛い
- ✅ どの方向に動かしても痛い
経過
- ✅ 徐々に痛みが強くなった
- ✅ 数週間〜数ヶ月かけて悪化
- ✅ 痛みのピーク後、肩が固まってきた
五十肩の3つの時期
急性期(炎症期): 激しい痛み、夜間痛が主症状
拘縮期(凍結期): 痛みは減るが、肩が固まる
回復期(解凍期): 徐々に可動域が回復
腱板損傷の特徴と見分け方
腱板(けんばん)とは?
肩のインナーマッスルで、4つの筋肉から構成されています:
- 棘上筋(きょくじょうきん)
- 棘下筋(きょくかきん)
- 小円筋(しょうえんきん)
- 肩甲下筋(けんこうかきん)
これらが損傷すると、肩の動きや力が入りにくくなります。
✅ 腱板損傷のチェックポイント
発症のきっかけ
- ✅ 明確なきっかけがあることも
- 転倒して肩を打った
- 重い物を持ち上げた
- スポーツで肩を痛めた
- ✅ 加齢による変性で徐々に起こることも
痛みの特徴
- ✅ 特定の動作で痛む(腕を上げる途中など)
- ✅ じっとしていれば痛くない(安静時痛は少ない)
- ✅ 夜間痛は五十肩より軽いことが多い
- ❌ 動かなければそこまで痛くない
動きの特徴
- ✅ 腕を上げる途中で「引っかかる感じ」
- ✅ 60度〜120度の間で痛みが強い(有痛弧サイン)
- ✅ 自分では上がらないが、他人が持ち上げると上がる
- ✅ 腕に力が入りにくい
- ✅ 特定の角度だけ痛い
力の入り方
- ✅ 腕を横に上げる力が弱い
- ✅ 物を持つのが辛い
- ✅ ドアノブを回す力が弱い
腱板損傷の程度
部分断裂: 一部が切れている
完全断裂: 完全に切れている
五十肩 vs 腱板損傷 比較表
| 項目 | 五十肩 | 腱板損傷 |
|---|---|---|
| 発症年齢 | 40〜60代 | 50代以降(若年でも) |
| きっかけ | なし(徐々に) | あることも(外傷など) |
| 夜間痛 | 強い | 比較的軽い |
| 安静時痛 | ある | 少ない |
| 動きの制限 | 全方向 | 特定の角度 |
| 力の入り方 | 比較的入る | 入りにくい |
| 自動運動 | 上がらない | 上がらない |
| 他動運動 | 上がらない | 上がることも |
| レントゲン | 異常なし | 異常なし(MRIで診断) |
※自動運動:自分で動かす / 他動運動:他人が動かす
石灰沈着性腱板炎の特徴
石灰沈着性腱板炎とは?
腱板にカルシウムの結晶が沈着し、突然の激痛が起こる疾患です。
✅ 石灰沈着性腱板炎のチェックポイント
- ✅ 突然の激痛(数時間〜1日で激痛に)
- ✅ 夜中に突然痛みで目が覚める
- ✅ 動かせないほどの痛み
- ✅ 発熱を伴うこともある
- ✅ レントゲンで白い影が見える
これは救急受診レベルの痛みです!
セルフチェック:簡単な見分け方
テスト1: 他動運動テスト
やり方:
- 誰かに腕を持ってもらう
- 自分は脱力する
- 相手に腕を上げてもらう
結果:
- 上がらない → 五十肩の可能性
- 上がる → 腱板損傷の可能性
テスト2: ドロップアームテスト
やり方:
- 誰かに腕を90度まで持ち上げてもらう
- そのまま自分でキープしてみる
結果:
- キープできない、ストンと落ちる → 腱板損傷の可能性
- 痛いがキープできる → 五十肩の可能性
テスト3: 痛みの時間帯
夜間痛が強い → 五十肩の可能性が高い
動かす時だけ痛い → 腱板損傷の可能性が高い
注意!こんな症状はすぐに整形外科へ
以下の症状がある場合は、整形外科を受診してください。
⚠️ 緊急性が高い症状
- 突然の激痛(耐えられないほど)
- 発熱がある
- 腕がまったく動かせない
- 腕に力がまったく入らない
- 腕のしびれが強い
- 外傷(転倒・打撲)の後の痛み
🏥 整形外科で受けるべき検査
- レントゲン: 骨折、石灰沈着の確認
- MRI: 腱板損傷の確認
- 超音波(エコー): 腱板の状態確認
正確な診断には、画像検査が必要です。
五十肩と腱板損傷、どちらも整体で改善する?
五十肩の場合
整体が有効です。
特に:
- 拘縮期(肩が固まった時期)
- 回復期(可動域を広げたい時期)
- 姿勢改善、再発予防
ただし、急性期(激痛期)は無理に動かさず、炎症を抑えることが優先です。
腱板損傷の場合
程度によります。
- 部分断裂・軽度: 整体やリハビリで改善可能
- 完全断裂・重度: 手術が必要なことも
まずは整形外科で診断を受け、その上で保存療法(整体・リハビリ)を選択することをお勧めします。
甲子園整体院てるスタジオの肩専門治療
当院は、肩治療に特化した整体院です。
なぜ「見分け」に自信があるのか?
✅ 整形外科医一家の医学的知識
父・兄が肩関節専門の整形外科医。五十肩と腱板損傷の鑑別方法を熟知しています。
✅ 整形外科での10年の経験
院長は理学療法士として、多くの肩疾患の評価・治療を行ってきました。
✅ 徒手検査による評価
- 可動域測定
- 筋力テスト
- 有痛弧サイン
- ドロップアームテストなど
専門的な評価で、原因を見極めます。
当院での評価の流れ
1. 詳細な問診
- いつから痛いか
- きっかけはあるか
- どんな動作で痛いか
- 夜間痛はあるか
2. 視診・触診
- 姿勢のチェック
- 肩甲骨の動き
- 筋肉の状態
3. 可動域・筋力テスト
- 自動運動と他動運動の違い
- 特定の角度での痛み
- 力の入り具合
4. 評価結果の説明
- 現在の肩の状態
- 考えられる原因
- 治療方針の提案
- 必要に応じて整形外科受診を推奨
整形外科との連携
当院では、必要に応じて整形外科の受診を勧めます。
- MRI検査が必要と判断した場合
- 腱板完全断裂が疑われる場合
- 石灰沈着が疑われる場合
整形外科と整体、両方の良さを活かした治療を提供します。
こんな方はぜひご相談ください
- 肩が上がらないが、原因がわからない
- 五十肩と言われたが、本当にそうか不安
- 整形外科で「異常なし」と言われたが痛い
- MRI検査で腱板損傷と言われたが、手術は避けたい
- 「様子を見ましょう」と言われたが、早く治したい
- どこに行けばいいかわからない
最後に
「肩が上がらない」という症状、原因は一つではありません。
原因が違えば、治療法も変わります。
まずは正確な評価を受けて、あなたの肩の状態を知ることが大切です。
整形外科医一家の知識と、整形外科での10年の経験を活かし、あなたの肩の原因を見極め、最適な治療をご提案します。
📞 ご予約・お問い合わせ
甲子園整体院てるスタジオ
📍 兵庫県西宮市甲子園七番町20-20 草薙マンション202号
📞 TEL: 050-1792-0707
⏰ 営業時間: 平日 9:00〜20:00
🈺 定休日: 土日祝
※2回目以降の方は土日や時間外でも受付できる場合があります
初回限定:肩専門評価カウンセリング実施中
「私の肩、五十肩?腱板損傷?」
「手術が必要?保存療法で治る?」
専門的な評価で、あなたの肩の状態を見極めます。
📱 LINEからのご予約が便利です
LINE ID: @547cnatp
あなたの肩、原因を見極めて、適切に治療しましょう。
甲子園整体院てるスタジオ
院長 照屋(てるや)
