膝の痛み

膝が痛い日の階段と椅子|運動を増やす前に生活の負担を見直す

2026.10.21

膝のために運動した方がよいと聞いても、階段や立ち上がりですでに痛い。そんな日は、筋トレを足すことだけを考えず、毎日の作業のどこで負担が増えるか整理してみましょう。

膝の痛みの原因は、診察で確かめる

変形性膝関節症では、歩き始めや立ち上がり、階段などで困ることがあり、進むと安静時にも痛む場合があります。ただし、膝が痛い人すべてがこの病気ではありません。続く痛みや腫れは整形外科で相談してください。

運動の前に、生活の作業を分ける

床から何度も立つ、低い椅子を使う、荷物を持って階段を往復する。どの場面で困るかを書き出してみます。安定した椅子を選ぶ、手すりを使う、作業を一度にまとめすぎないなど、環境側で調整できることもあります。転倒しないことを優先してください。

正座や深い曲げ伸ばしを、目標にしなくてよい

日本整形外科学会は、変形性膝関節症の日常の注意として、正座を避けることなどを挙げています。誰もが深くしゃがめることを目標にする必要はありません。仕事や暮らしで必要な動作と、今できる範囲を分けて相談しましょう。

筋力づくりは、その人に合う負荷で

太ももの筋力づくりなどの運動療法は治療の選択肢ですが、今痛い人が全員同じ回数のスクワットをすべき、という意味ではありません。診断や医師の指示を踏まえて方法を選びます。痛みや腫れが増える場合は中止し、内容を相談してください。

「痛かった場面」を一つ選んで伝える

階段なら上りと下りのどちらか、立ち上がりなら椅子か床か、買い物なら途中からか最初からか。具体例が一つあるだけでも相談しやすくなります。急に腫れて熱を持つ、発熱がある、外傷後に体重をかけられない場合などは早めに医療機関へ。

てるスタジオでは、無理に難しい動きを目指すより、日常で必要な動きについて相談することを大切にします。この記事は変形を元に戻すことや、治療効果を保証するものではありません。

参考情報

日本整形外科学会「変形性膝関節症」(確認日:2026年10月15日)。本記事は一般的な情報であり、個別の診断や治療の代わりにはなりません。

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