投球障害

子供が「肩が痛い」と言ったら?野球少年の親が知るべき5つのこと

2025.11.1

「お父さん、肩が痛い…」 「でも、大事な試合があるから投げたい」 「休ませるべき?それとも様子を見る?」

野球をする子供を持つ親御さんにとって、子供が「肩が痛い」と言ったときの判断は非常に難しいものです。

実は私自身、高校時代に県大会決勝まで進みながら、その後の怪我でプロ野球の夢を諦めた経験があります。

「あの時、もっと適切なケアをしていれば…」

今でもそう思うことがあります。

だからこそ、野球をする子供たちには、同じような思いをして欲しくない。 そして、親御さんには正しい知識を持っていただきたいのです。

今回は、整形外科での勤務経験10年、肩治療専門の整体院院長が、子供が「肩が痛い」と言ったときに親がすべきことを徹底解説します。


まず知ってほしい:子供の「肩が痛い」は大人と違う

子供の体は成長途中

大人と子供の最も大きな違いは、子供の体は成長途中だということです。

子供の体の特徴:

  • 骨がまだ柔らかい
  • 成長線(骨端線)がある
  • 筋肉・靭帯が未発達
  • 関節が柔らかい

そのため、大人なら問題ない負荷でも、子供には大きな負担になります。

「痛い」と言うのは勇気がいる

特に真面目な子、頑張り屋の子ほど:

  • 「痛い」と言えない
  • チームメイトに迷惑をかけたくない
  • レギュラーを外されたくない
  • 監督やコーチに怒られたくない

子供が「痛い」と言った時点で、かなり痛い可能性が高いのです。

我慢させると取り返しがつかない

子供の時期の怪我は、将来に大きく影響します。

適切に対処しなかった場合:

  • 成長線の損傷 → 骨の成長障害
  • 慢性化 → 一生付き合う痛み
  • 重症化 → 手術が必要に
  • 野球を諦める → 夢の断念

「たかが肩の痛み」ではありません。


その1:すぐに投げるのを止めさせる

「試合があるから」は理由にならない

子供が「肩が痛い」と言ったら、まず投げるのを止めさせてください。

親御さんの気持ちは分かります:

  • 「大事な試合があるのに…」
  • 「レギュラーを外されたらかわいそう」
  • 「他の子に迷惑がかかる」

しかし、子供の将来の方が大切です。

痛みを我慢して投げ続けると…

起こりうる最悪のシナリオ:

  1. リトルリーグショルダー(小学生)
    • 上腕骨の成長線が損傷
    • 適切に治療しないと成長障害
  2. 腱板損傷(中高生以上)
    • 肩のインナーマッスルが損傷
    • 重症化すると手術が必要
  3. 慢性化
    • 完治せず、痛みと付き合う人生
  4. 野球を諦める
    • 夢の断念

1試合よりも、これからの野球人生の方が長いのです。


その2:「休むこと」の重要性を理解する

休むことは「サボり」じゃない

多くの親御さん、そして子供自身が誤解していることがあります。

❌ 間違った考え:

  • 「休むのは根性がない」
  • 「痛くても投げるのが根性」
  • 「休んだら下手になる」

✅ 正しい考え:

  • 休むことも「トレーニング」
  • 体が回復する時間が必要
  • 適切な休養で、より強くなる

投球数ガイドライン

全日本野球協会が推奨する投球数の目安:

年代1日の投球数週の投球数
小学生50球以内200球以内
中学生70球以内350球以内
高校生100球以内500球以内

さらに重要なのが「休養日」:

  • 週1〜2日は投げない日を作る
  • 連投は避ける
  • 疲労を感じたら休む

複数チーム所属の危険性

要注意:

  • 土日に試合が重なる
  • チームAで投げて、チームBでも投げる
  • 気づいたら週7日投げている

これは確実にオーバーワークです


その3:病院?整体?どこに連れて行くべきか

まずは整形外科へ

子供が「肩が痛い」と言ったら、まずは整形外科を受診してください。

整形外科で分かること:

  • レントゲン検査(骨の異常)
  • MRI検査(腱板損傷、靭帯損傷)
  • 正確な診断
  • 手術が必要かどうか

特に以下の症状がある場合は、すぐに整形外科へ:

  • 腕が上がらない
  • 力が入らない
  • 腫れている
  • 熱を持っている
  • しびれがある
  • 激痛がある

整形外科で「様子を見ましょう」と言われたら?

整形外科で検査をして:

  • 「骨には異常ありません」
  • 「様子を見ましょう」
  • 「痛み止めと湿布を出しておきます」

と言われることがあります。

この場合、整体・治療院が有効なことがあります。

整体・治療院でできること:

  • 筋肉・筋膜の調整
  • 投球フォームのチェック
  • 全身のバランス改善
  • セルフケア指導
  • 予防的なメンテナンス

当院の強み:野球経験×医学知識

甲子園整体院てるスタジオは:

  • ✅ 院長自身が元野球選手(県大会決勝まで進出)
  • ✅ 父・兄が肩関節専門の整形外科医
  • ✅ 整形外科での勤務経験10年
  • ✅ 野球選手の肩を専門的に診てきた

医学的知識 × 野球の現場経験 = 最適なアプローチ


その4:投球フォームをチェックする

「痛くなるフォーム」がある

肩を痛める子供の多くに、投球フォームの問題があります。

肩を痛めやすいフォーム:

  • ✅ 肘が下がっている
  • ✅ 体の開きが早い
  • ✅ テイクバックで腕が後ろに行き過ぎる
  • ✅ 手投げになっている(下半身が使えていない)
  • ✅ リリースポイントがバラバラ

親ができるチェックポイント

専門的なフォーム指導はコーチに任せるとして、親ができるチェック:

✅ 動画を撮る

  • スマホで投球フォームを撮影
  • スローモーションで確認
  • 以前の動画と比較

✅ 疲れてきた時のフォームを見る

  • 疲労でフォームが崩れる
  • 崩れたフォームで投げ続けると怪我のリスク

✅ 子供に聞く

  • 「どこかに力が入りすぎてる?」
  • 「投げにくい感じがする?」

フォーム指導は専門家に

注意: 親が下手にフォームを直そうとすると、余計に悪化することがあります。

推奨:

  • 経験豊富なコーチに相談
  • 投球フォーム専門のトレーナー
  • 野球経験のある治療家

当院でも、投球フォームのチェックと改善アドバイスを行っています。


その5:日常のケアとコミュニケーション

投球前後のケアを習慣化

投球前(ウォーミングアップ):

  • 15〜20分かけてしっかり
  • 肩甲骨を動かす
  • 股関節のストレッチ
  • キャッチボールは軽く、徐々に

投球後(クールダウン):

  • ストレッチ(特に肩・肩甲骨)
  • アイシング(15〜20分)
  • 疲労の確認

親子のコミュニケーション

定期的に聞く:

  • 「肩の調子どう?」
  • 「痛いところない?」
  • 「疲れてない?」

ポイント:

  • 責めるような聞き方はしない
  • 「痛い」と言いやすい雰囲気を作る
  • 正直に言ってくれたら褒める

栄養・睡眠も重要

成長期の子供に必要なこと:

栄養:

  • タンパク質(筋肉の材料)
  • カルシウム(骨の成長)
  • バランスの良い食事

睡眠:

  • 成長ホルモンは睡眠中に分泌
  • 小中学生:9〜10時間
  • 高校生:8〜9時間

疲労は怪我のもと。しっかり休養させてください。


実際の症例:早期発見で復帰できた例

症例:中学1年生 投手

初診時の状況:

  • 1ヶ月前から投球時に肩が痛い
  • 本人は「まだ投げられる」と我慢
  • 母親が心配して来院

評価:

  • 投球フォームチェック:肘が下がっている
  • 可動域制限あり
  • 肩甲骨の動きが悪い

対応:

  1. 2週間の投球中止
  2. 肩・肩甲骨のケア
  3. フォーム改善アドバイス
  4. ストレッチ指導

結果:

  • 3週間後:痛みなく投球再開
  • 1ヶ月後:フォームが改善
  • 2ヶ月後:球速が上がった

母親のコメント: 「最初は『投げたい』と言って嫌がっていましたが、2週間休んでしっかり治療したおかげで、前より良い状態で投げられるようになりました。早めに相談して本当に良かったです。」


親が知っておくべき「危険サイン」

以下の症状がある場合は、すぐに医療機関へ:

⚠️ 緊急性が高い症状

  • 激痛 – 我慢できないほどの痛み
  • 腫れ・熱感 – 肩が腫れている、熱を持っている
  • 変形 – 肩の形がおかしい
  • 力が入らない – 腕が上がらない、物が持てない
  • しびれ – 腕・手にしびれがある
  • 音がした – 投げた瞬間に「プチッ」「バキッ」という音

⚠️ 早めの受診が必要な症状

  • 2週間以上痛みが続く
  • 投げるたびに痛い
  • 日常生活でも痛い
  • 夜、痛くて眠れない
  • 痛みが徐々に強くなる

甲子園整体院てるスタジオの野球少年サポート

当院は、野球をする子供たちの肩を守ることを使命としています。

なぜ野球少年のサポートに強いのか?

院長自身が元野球選手
県大会決勝まで進むも、その後の怪我でプロ野球の夢を断念。だからこそ、同じ思いをする子供を減らしたい。

整形外科医一家の医学的知識
父は沖縄県硬式野球連盟理事、兄とともに肩関節専門の整形外科医として活躍。

整形外科での10年の経験
多くの野球選手の肩を診てきました。

甲子園の近くだからこその使命感
甲子園を目指す球児たちを、全力でサポートします。

親御さんへのサポート

初回カウンセリングで:

  • 子供の肩の状態を詳しく評価
  • 投球フォームのチェック(動画持参歓迎)
  • 今後の治療方針の説明
  • 家でできるケア方法の指導
  • 投球再開のタイミングの相談

親御さんの疑問にお答えします:

  • 「いつから投げていい?」
  • 「病院に行くべき?」
  • 「このまま野球を続けられる?」

SNSでも野球少年の肩の情報を発信中!

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最後に|親御さんへのメッセージ

子供の「肩が痛い」は、SOSのサインです。

「大丈夫だろう」 「このくらい我慢できる」 「試合があるから休めない」

そう思う気持ちは分かります。

しかし、私自身が怪我でプロ野球の夢を諦めた経験から言えることは:

「早めの対処が、子供の野球人生を守る」

ということです。

子供は自分では正しい判断ができません。 だからこそ、親御さんの判断が子供の将来を左右するのです。

もし今、お子さんが「肩が痛い」と言っているなら、 ぜひ一度、ご相談ください。

一緒に、お子さんの野球人生を守りましょう。


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甲子園整体院てるスタジオ
📍 兵庫県西宮市甲子園七番町20-20 草薙マンション202号
📞 TEL: 050-1792-0707
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初回限定:野球少年の肩専門カウンセリング実施中

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子供の野球人生を、一緒に守りましょう。

甲子園整体院てるスタジオ
院長 照屋(てるや)

元野球選手 / 整形外科勤務経験10年 / 肩治療専門

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